井上尚弥vsドヘニー戦を観戦し、次回対戦相手サムグッドマンがつぶやいた
「冴えない終わり方だった」
「プレッシャーをかけていく」
“モンスター”井上尚弥選手とTJドヘニー選手の一戦をみながら
テレビ画面に映し出される試合を見つめるサム・グッドマン選手の表情は、ただの観戦者のそれではない。冷静な分析者の目で、一挙手一投足を見逃すまいとしていた。(下に翻訳のサマリーつけます)
「冴えない」といった、発言の背景には、実績から自信があっただろう。
2024年12月24日に日本で井上尚弥選手と対戦が決まっているサム・グッドマン選手。オーストラリアが誇る若き才能のひとり。2023年にドヘニー選手と対戦し、完璧な判定勝ちを収めている。美しいジャブ、テクニカルな上下の打ち分け、そして冷静なディフェンス。オーストラリアボクシング界が期待を寄せる若き才能のひとりだ。
そんなグッドマンが、井上選手とTJドヘニー選手の試合観戦後に漏らした。
「冴えない終わり方だった」
多くのファンが圧巻の試合だと評する中での、この評価。その裏には、12月24日のクリスマスイブの夜に向けた、何かしらの思惑が隠されているのかもしれない。
次期挑戦者が語った試合への展望
「私にはその試合に勝つ方法があると思う」
ソファーで観戦するサムグッドマン選手。最初はリラックスして座っていたが、その目は真剣そのもの。
「私の戦い方を知っているでしょう。プレッシャーをかけていく」「最高の状態で、とてもスマートにやらないといけない。彼はとても速くて、素晴らしいカウンターを持っている。破壊的なパワーも持っている」
井上選手の強みをしっかり分析した上で、自分の戦い方を貫く——。そんなグッドマン選手の冷静な姿勢が見えてきます。
冷静な分析力も見せる次期挑戦者
テレビ観戦する若き挑戦者。試合の一瞬一瞬に、こんな風にコメントを残していました。
「バックハンドが彼のパンチだね」
「ボディへの右、いいショットだ」
「両者が打ち合いで当てたな。でも…」
井上選手の得意技をかなり細かくチェックしていますね
「彼はとても速くて、素晴らしいカウンターを持っている」
「ボディショットで半分に切られそうになった、あれは素晴らしいショットだ」
相手の特徴を見抜き、その強みを認めながら、冷静に分析する——。
次期挑戦者ならではの、緻密な試合研究の一端が垣間見えた瞬間でした!
意外な評価!試合の”終わり方”に物申す
「少し物足りない終わり方だった」
「TJは場面場面で本当に厄介な動きを見せた」と評価しながらも、「大半は一方的だった」という分析。
「ちょっと変な、物足りない終わり方」
という評価を繰り返し口にしていました。
誰もが認める強さを持つ井上選手の試合を、あえて「物足りない」と評する。
そこには、単なる批評以上の、何かしらの計算が働いているような…。
これって、”モンスター”の怒りを買うような発言では?
たしかに、12月24日の試合を発表した記者会見のとき、井上選手が、あえて最後に言及しました。
冷静沈着で、相手の発言、あおりにほとんど反応しない井上選手が、反応しました。井上選手の気を引きましたね!
12月の試合に向けて、なにやら興味深い展開になってきました!
クリスマスイブの夜に向けて、物語は着々と動き出しています。
彼の「冴えない」という発言は、実は次戦への布石だったのかもしれません。
井上の試合を”さえない”と評したグッドマン。はたして、その自信は本物なのか。12月24日、リング上で証明の時を迎える
ボクシングファンにとって、今年最後の大イベント、もお物語は始まっていますね!楽しみです!