UNBUILT
L O A D I N G 5 0 %

渋モ 番外編2

こんにちは渋モです。

前回に続き工業生産の背景についてつらつらと考えて行きたいと思います。

前回、イギリスの産業革命からそれ以前への疑問をあげましたが、そこから入りたいと思います。

まあ、こんな事は専門にやられている方もいらっしゃると思うので素人の遊びとお付き合いください。

まず、動力がいきなり手に入ったからと言ってそれを応用し使用できるかという事です。

どうなっていたのか?これが知りたい。

そも、蒸気機関の発明は1700年代初頭にはなされていたのですが、これは鉱山の排水の為の装置だったとの

事です。これが蒸気機関車として活用されるのが1800年代初頭ですからこの間に様々な文明の格闘があったと

推察はされます。当時のイギリスの産業として織物があるわけですが、当然初期の織物は人力で織られていたと。

ここに工業を持ち込んできたのが凄いと思うのですが、1770年代にイギリスで水力を利用した紡績機と工場が可動を

始めています。

水力ですから当然水車を利用した回転力になるわけで、ここに蒸気機関に置き換わる可能性がすでにあったわけです。

水力利用という事は工場の立地が限られるという事ですが、蒸気機関にはそれがない。都市部に工場を設置する事も

可能なわけで、、いろいろ考えてしまいます。面白い。

ここで水力に目を向けつつ、工業的に正確な金属加工を複数行うという視点から考えます。

前回写真をのせたこれ。


COLT NEVY 1851 ですがこれをどのように製造したのか?

いろいろと特殊な物は必要と思いますが、ベースになるのは工作機械です。

今でいうボール盤とフライス盤、旋盤です。あとネジを切るタップなど。

この機械が正確に作られていればその精度にのっとった製造物ができます。

これらはいつからあったのですかね?

この疑問に答えてくれたのが始めにあげた本


これです。工作機械の歴史。

こんな本があるなんて、、と思いながら手にとった事を思い出します。

ここに多くは載せられませんが。

こんな資料があります。


1395年のドイツの資料とのこと。木の反発力を利用したボール盤です。14世紀です。

もう一つ。


レオナルド・ダ・ビンチが設計した円筒内面研磨機です。ダ・ビンチはこれ意外にも

様々な工作機械の図面を残していますが、この機械は今、内燃機関のシリンダー研磨に使われる物の原型と記されています

なんだろう、この違い。同じ地球にある文明なのに全く違う。なぜヨーロッパにおける文明と他の文明がこうまで違うのか

なんか興奮しませんか?なぜという問いがとめどなく溢れてくるこの感じ。

非常に興味深い。

自分はデザイナーとして、自分のアウトプットへのなぜ?という問いが積み重なるほど、デザインに深みが出るような気が

します。

だから、いろんな事が知りたい。

今回はそんな自分の思考の道行を洋服とは違う分野で再現してみました。

みなさんももっと疑問の奥にある何かを探してみませんか?楽しいですよ♡