UNBUILT
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渋モ〜箸休めという名の逃避〜

こんにちわ、渋モです。

前回、TIGERの塗装がいまいちという事でやり直しをする予定でしたが

ちょっとモチベーションが下がったので寄り道をします。

積みの中の物はどれもちょっと気合がいるので

サクッと作れて気分が上がる物を。。。と行きつけのヨドバシホビー館で物色。

君に決めた!


タミヤ 1/72 BELL X-1 

言わずと知れた世界初の音速機です。

この派手なオレンジ色がアメリケンな雰囲気を醸していて良き♡

模型を買いたくなる理由って色々あるかと思うのですが、これは映画『Right Stuff』に影響されてます。

男にとって限界への挑戦てロマンだと思うんですよ。自分と関係が無い世界の話なんだけどそのストーリーに感動するとそのストーリーの象徴を手元に置きたくなるんです。

この場合は音速への挑戦ですね。宇宙への挑戦という物にも繋がっていくわけで、このストーリーを映画にしてくれたフィリップ・カウフマンには足を向けて寝られません。

で、買い込んだ X-1 ですが・・まずは内容確認。


外装は通常のパーツと内部構造が見えるようにするクリアパーツがあり選択するよ

うです。まあまあ細かいですね。後で実機の写真と見比べてみたいと思います。

仮組みです。


タミヤらしく無い合いの悪さですが、、元々このキットはタミヤ製ではなくとある模型店が企画して販売していた物ですので仕方がない所。。あれ?サクッと作る予定なんだけど。。。

これはパーツをきれいに合わせて作るという基本的な所で時間がかかるキットですな。。まあ大きさも小さくてパーツ数もさほどではないので気にしない事にします


ここで実機の写真を見てみます。流石に人類史に残る機体だけに資料は多いですね。


まあ大きさからわかっちゃいましたが基本ロケットでその先端にかろうじて

人が搭乗するスペースを作った感じ。ほとんどのスペースが燃料です。

で、このロケットモーターですが基本ON/OFFしか出来ないらしくスロットルでの推力調整が出来ない。。その代わり4器あるエンジンそれぞれをON/OFFする事で4段階の調整は出来ると。。なかなかなマッドさを感じますな。

コックピットですが。。本当にこれで音速超えしたの?というプリミティブなインテリア。色々と考えさせられます。


シートなんか座椅子みたい。まあ、この時代の戦闘機のシートなんてこんな物ですけどこれ、緊急脱出機能ないよね? 亜音速でパラシュート脱出もやりたくないですがこのキャノピー外れない仕様だ、、

同じくロケット推進機関を持つマッドなサイエンス感が満載の機体、メッサーシュミット Me163 はどうだっったのか?こちらの最大速度は1,011km/h。インターセプターなので自力で離陸なけれならないし、燃料は約8分しか持たない&燃料が強酸性なので体に付くと大火傷。戦闘機動もしなければならないし、着陸は慣性利用のスキッドでパイロットにダメージを与える事もあったらしいし。。

こっちよりはましか。。

前述の映画ではパイロットのチャック・イェーガーが機体を操縦する様子がありましたが、音速って1226.34, Km/h。秒速 336m。ロケットモーターの振動ってどの程度あるのか分かりませんが自分の後ろ7mの所で燃焼している音と振動を感じながらこのコクピットで上空12,000mを飛ぶってすごい事だなと思います。

こういった事を改めて模型を見ながら想像出来る事が自分の模型の楽しみ方の一つですね。

まずはセオリー通りでコックピットから制作しますが、メーターパネル裏側がお外から丸見えなのでちょいとデティールを足してそれらしくしてみます。


写真で計器裏側ってこんなになっているのねえと関心しながらパネル裏の該当箇所に0.2mmのピンバイスで穴を開けてそこに銅線を接着していきます。


シート座面は帆布のような物になっているのでサンドブラウンにしてみたのですが違和感があったのでレッドブラウンにしました。

計器にデカールを貼ろうとして気がついた。計器用のデカールが無い。

えー。。と思いつつ全体を黒でウォッシングして軽くグレイでドライブラシを入れて完成にします。

今回は外装クリアパーツは使わないつもりだったので内部は作らないつもりだったのですが、バランス用の重りを入れなければならないのでそこだけ作ります。

で、胴体左右を合わせるのですがダボが無い。。。コックピットと計器の嵌め込みも片側には合わせのガイドがあるのですがもう片方はつるぺたです。まあ、内部を見せるクリアパーツ仕様を考えた作りなのでしょうが作り辛い。片面のみに接着して胴体を仮合わせして位置を調整して接着剤が硬化するのを待ちます。

その後改めて胴体左右を接着。

隙間が出来るのでパテ埋め必須です。サクッと作るのは諦めましょう。

そしてここ。キャノピー上のひさしのような部分。

実機を見ても何故にこの部分が必要なのか理解が出来ないのですが。。とにかく

別パーツになっていますので組み立てます。このパーツとキャノピーですがあまり合いが宜しくありません。キャノピー後部に合わせると先が足りず、先に合わせると後ろが0.2mm程足らなくなります。

補正作業は後ろに足りない分を足す方が楽なのでそうします。ひさしのパーツの根元に0.2mmのプラペーパーをつけて接着。後で形を整えます。


キャノピーですが接着面に押し出しピン跡があり修正に苦労します。。どうしようこれ。結構凹みがあって平滑にするまで削ると胴体との合わせで齟齬が出るし、凹みにパテを盛ろうとしても透明パーツだから出来ない。。

いっそのこと塩ビで作るか。。。

1回で終わらせるつもりだったのに次回に続く。