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一緒にやっている人たちの記憶にどれほど残るか──鈴木信輝[後編] | 聞かせて!あなたの『たのしく、自由に、はたらく』

2021年04月07日(火)

Interviewee:株式会社ワールド(WORLD)社長執行役員: 鈴木 信輝

聞かせて!あなたの『たのしく、自由に、はたらく』

前編では『自由』への強烈な思いとエピソードを聞かせくれた鈴木社長。インタビューを通して、普段見れないような一面を見せていただきました。前編では、自由を獲得するにはどうするべきか、ストイックな内容で盛り上がったので、本編ではマイペースでストイックな鈴木社長が考える『たのしい』に迫ります。

前編:自由でありたい、だから誰にも文句を言わせない

取材・文:Max 撮影:やないまさし




それぞれが、それぞれであればいいな、と思う


みんなちがってみんないい…

― 社内に限らず、全国全世界という単位で、いまのビジネスパーソンに対して思っていることや、伝えたいことなどはありますか?

鈴木:え!そんな大層なことないですよ…。

そうだな、どうだろう。僕はあまり人を括るのが好きじゃないんです。たとえば『日本人』とか『東京の人』、『若い者は』とか括るのが好きではない。一人ひとりみんな違うから。僕自身が「あなたはこうでしょ」と言われたりすることがとても嫌い。だから自分も人を括ることはしません。

思っている以上にもっと世の中は広いし、働き方も仕事もそう。ちょっと見る角度を変えるのか、移動して環境を変えると、まったく違った風景が見えてくるので、まぁ…世の中楽しいんじゃない?と思うけどね(笑)。

コロナ禍もそうだけど、これだけ世の中が動いているので、逆に言うとどうにでもなると思っている。だから、それぞれがそれぞれであれば良いかな、と思いますけどね。

生きているだけで楽しいよ、本当に


名言でたー!の瞬間

― 欲に任せて改めて。鈴木社長の「たのしい」を聞かせてください!UNBUILT(アンビルト)のコンセプトである『たのしく、自由に、はたらく』の「たのしい」以外をうかがえたので、コンプリートすべく、ぜひ。

鈴木:え!!

― 最近たのしかったこと、とかでもOKです!

鈴木:いや、でも基本やっぱ、生きていれば楽しいですよ!基本はね。生きているといろんな事が起きたり。起きなかったりもしますが、楽しいです。

「めっちゃたのしー!」みたないことですよね…、んー、あんまり無いかな。んー、難しいね(笑)。あまり感情の起伏が少ないのかもしれません。

― 感情の起伏が少ない…なるほど。それでは、逆にすごく落ち込むコトとかも少ないですか?

鈴木:うん、落ち込むコトも少ないですね。僕は寝たらすぐに忘れるから。本当に忘れるよ。

もちろん落ち込むこともいっぱいあって、全く落ち込まないわけではない。仕事もいつもうまくいくわけではないし、さまざまなプロジェクトに携わってきて、失敗もしてきましたし。その瞬間瞬間で凹むことはあります。

一緒にやっている人たちの記憶にどれほど残るか、が、大事


穏やかな雰囲気でインタビューに応えてくださった

― ワールド以前や、ワールドでこれまで仕事をやってきて「たのしい!」とか「よっしゃ!」と思えた、記憶に残る仕事はありますか?

鈴木:その瞬間ってわからないんですよね。ある1つのミッションが終わったときに「あれは面白かったな」とか「あれはエキサイティングだったな」とか思う。でも、ワールドでというと、終わっていなくて途中だから。まだ達成感はありません。

ワールドに来る前だと、航空会社にいたとき。プロジェクトを進めていって、しっかり成果が出せて、最後に関わった人たちがいろいろな言葉をくれたり。整備士さんがエンジンで作ったプレートをプレゼントしてくれたり…今も大切に自宅にあります。そうゆうのは、嬉しかったし、よかったなと思う。

別のコンサル時代も、いろんなプロジェクトがあって、うまくいったプロジェクトもあるし失敗したプロジェクトもありました。でも、結局なにが嬉しいかというと、今もその当時の顧客と付き合いが続いていること。離職してから10年以上も経っているけれど未だに相談されるし、信頼関係を続けられているのは良かったなと思う。

そうゆう達成感や嬉しさ、楽しさって、自分自身もだけれど、一緒にやっている人たちの記憶にどれだけ残るのか、が大事だと思うな。

だから、僕が感じる『たのしい』は『点』ではないんです。




Max's tweet

『自由=自立』『たのしい=達成感』。そんなように紐付けられると感じたインタビューでした。自由もたのしさも、点ではなく線でつなげた先に得られるのかもしれません。わたくも実体験として、その場やその瞬間の「自由だ!」「たのしい!」といった点の感情もありますが、いまこそ線でつなげて振り返ってみようと思います。振り返ってみたら、線が直線かもしれないし、ぐわんぐわんとした曲線かもしれないし、底辺をずっと這っているかもしれませんね(笑)。



Nobuteru Suzuki < > Max
Thank you for your cooperation !!!


◯次の記事

前編:自由でありたい、だから誰にも文句を言わせない

◯Interviewee プロフィール

鈴木 信輝(すずき のぶてる)

1974年8月23日生まれ。
京都大学大学院法学研究科卒。アンダーセン・コンサルティング(現アクセンチュア)やローランドベルガー、ボストンコンサルティンググループなどを経て2012年ワールドに入社。15年から常務執行役員、18年から専務執行役員。20年6月から現職。